りょうほう
待ち合わせって
どんな顔して待ってたらいいかわかんない
そのくせ脳内ストーリー
となりでケータイ片手にだれか待ってる男の子
実はわたしを待ってるんじゃないだろうか とか
そんなのはやっぱり妄想なわけで
わたしに声をかけてきたのは
見慣れたフォルムのあいつ
わたしやっぱこいつと待ち合わせしてたんだ って
そこまでこないと実感できないわけですよ
大真面目な顔して飲んで
いちばん弾んだ会話がなんで ゲ イ バ イ セ ク シ ャ ル
色気はどこいった
ごめんそんなんはじめっからねえや
不機嫌じゃなかったし
嫌いとか厭ってかんじはしなかったし
だからといってハートは半分
→←←← 極 端 !!
並べたセリフ
ひとつも言えなかったくせに
気持ちだけ再確認してしまって
しかも悔しいぐらい でっかくて
ちっちゃいくせに 癪だ
おんなじことば
現役+αのやさしさ
温度に戸惑いながらも不満抱いたりして
改札の前で ほんのすこし触れた手だけ
関係性をあらわしていた 一瞬