2006-01-01から1年間の記事一覧

原点回帰

なんだそれは忘れてたとゆうことか 探りを入れながら相槌を打って入り込んでいく あの感覚が まさに現役のそれで きみが疑問に思っても ねえ いつもとおんなじじゃん 原点回帰 あたたかな舌の先でほどけていくイメエジ 1660円の電話代とか 沈黙に考察する推…

群青

心配はやさしさだ ジャスト4年前の雪の日の熱情を絡め取る 403号室 夜と朝 シャワーのあとのコーヒー 睫毛を伏せて ぶった えせえせぶりっこ がらじゃねえええええ けど 部屋を出る前のちっさなキスとか ハンドルを握って揺れる横顔とか ばいばいのときの短…

くま

返らないことが常だったこと 期待の裏側にくゆらせる、 ほんのすこし甘い感情が大好物だった いまじゃ日が傾くと 点滅のランプを何度も何度も確認して そわそわ むずむず どこの乙女ちゃんじゃコラ ガラじゃなくて じんましんとかそうゆうの出そう かわいげ…

真っ赤な空を

冬の半歩手前 夜のベンチ 距離がしぜんと物語る 背中を覆ったてのひら 充電なんてー すいとられるよーう どくどく 思考を言葉にするレベルアップ ラブ定額の岡田くんみたい(古) 「さっきまで会ってたのに電話で話したくなる あれってなんなんすかね」 ねえ…

Hold me tight

こころから繋がって持ち越した、 特殊が普通になったとかゆう括りは ある意味複雑だ 求めてるのではなく、感想 ただの感傷 あの甘酸っぱくて苦い実を、 やわらかで微熱を帯びた、幼いトキメキとかゆう想いと、 一時的な勝利を予感することはもうないのかなぁ…

CDG

押されたら、ちらりと引く術しか知らない ふたりの温度(ラブラブ度、とかゆうのか)は いつも大方同じだから 100とするなら きみが70だったら わたしは30 頑張っても50で クールでシャイなガールに見えてしまうのは しまうのは しまうのは 仕方がなーくーて…

至り

乙女の心臓にダメエジ! 夜の薄暗いベンチで軽くいたいたしてたら、 警備員のおっさんに怒られた 要約:公衆の面前でちゅーとかするでないラブホに行きたまえ おっおう。軽率でしたと反省し、はじらいつつ これはオイシイネタだわ!!と バカップルばんざい…

ハニー

合成ゴムとチョコレートのにおい 千切れた昨日をつぎはぎで繋げて そしたら笑って たぶん2年分の素直さなんだろう 予想もしなかった台詞と行為を 日々の延長線上で重ねて掲げて 妄想とかドラマより、現実てすげえな 痒い 耳の先 甘くて苦い 傾いた 明らかに…

シュシュ

耳もと ひやり 貫通 しらないってゆうかいらない 氷柱と南極の温度で ツンデレっつうかツンドラ? 3周して唱えた呪文 領域 ぜんぶ言えるわけもない 嘘はなくても、言ってないことは山ほどある にんげんてやだな めんどくさいな 泣いたり笑ったりならまだしも…

オータム・イエロー

雨だしね、もう帰る?って21時の改札で 言ってることとちがうじゃん 絡めた指、ギュッと力をこめた もう秋なのに 例年、カラカラと寒くなる温度はまだ甘くてゆるくて メールの顔文字さながら (このふたつ。濫用中→) (=´▽`=) (ノ´д`*) 交わりながらも通過…

プラスアルファ

2時間前の大喧嘩 唱えて省みて 現状、バカップル 青い 青いぞこら さらに翌々日 きれいさっぱり言葉と行為で 寄せ合った だけど私の胸にはまだつっかえていて きみはどうかな 暗黙の了解 絡めた指 国道沿い ガソリンスタンドを横目で追いかけての会話 昼の散…

男の子と女の子

告白と充電と何度目 からだのひだりがわがぜんぶ心臓になった 笑っちゃいけないところでニヤってしちゃって だってだってこの空気!ムード! 見渡せば海だし!まわりカップルしかいねえし!夜だし! ごめんごめん言いながら 屋形船に集中しつつ ことばをかざ…

シルバーのスパイク

あしたもあえるね、ってゆって笑った 左耳につたわる周波数が甘くて汗ばむ 捜さなくても目に入ってきて とても完璧なフォルムで いつもとおんなじように 計算だったらすごい罪だ ポスカムの味 伸ばした舌先 心拍数 かんがえてることはきっとおんなじだった …

オレンジライオン

映画だけ観て17時帰宅とかほんともうナシねやめてね って せめて 夏の魔法が効いているあいだは 相手にされなくて 飲んで 酔っ払って かってに孤独をかんじて くすねたマルボロをいっぽん 据わった目つきでふかして そしたら頭をぽんぽんされた 『あーもーし…

長い夢

続くメール キャラがちがくてこわい おまえだれだよってゆう おんなじことを繰り返して きっと周期の問題だってわかる だからまたヒヤってなる それでもそんなきみがすきなんだよ とか あたしがいちばんわかっていること あきらめは寛大だ そして沈黙は饒舌 …

ウォッカ

せなかにのせたあたま こんなに近いのに遠い テレビ観て笑ってる声が憎たらしかった 1ミリたりとも変わらない完璧な視線 茶色い髪と左耳のピアスを睨んだ 酔っ払って気持ち悪くて外の風に当たって ねえなんで 計算どおりでさあ 少し時間を置いて だけどまっさ…

対価

『またね』の完璧な温度感 ことばどおりの意味 静かに転がして 左耳の周波数に安堵する レアチーズケーキ 千葉の海 制服 過去の断片をいっしょに繋ぎ合わせることに 心と体のすべてを委ねる ああ、ね、弱くて脆いから 過ぎた日々を語って寄せ合う 特権 想い…

想像図

ねえ傷ついた? 感情 嫉いた? 思い詰めた? あたしの大きさ 実感した? 引き止めないのは承知の上 失うぶんの対価 日々を乞うて 過去を手繰って 左耳のピアスに委ねて いままで避けて通っていたことを、ちゃんとたどって そしたらどんな答えでも、あたしは…

ふがいないやいや

あんまり暗い顔をするもんだから、 言わなくていい過去とか傷とか事とか物とか ペラペラしゃべりまくった ばか また閉じ込んでしまったみたいで、こわいよ かろうじて返信 明け方 小さな自己主張に泣きそうになる 思い当たること5つ 正解 極めつけの結論 ぜ…

苦い

レベルアップその後 そんな顔ははじめて見た 突きつけたら底のほうに落ちていった シナリオどおり だけど ね 上回る つかまれる その指の筋に 温度に 身にあまる告白の言葉 ずるいなあ わたしの身とか心とか ぜんぶきみに支配されていて ああもうどうにでも…

切符

水曜日なのに電話が こーーなーーいーーー うそ まってない ぜんぜん しらないし 強がりも期待も見合わない 立場すら合ってない ぜんぶがぜんぶ間違いで もしかしたら夢かもしんない あの夜とか それを現実だったって確認して想うために 日記とかつけてんだ…

ロマンティカ

白いベッドの部屋で 1本だけ消化したマルボロ ゆるゆるで9時半 帰る場所なんてきみのとこでいい それがいい 何十回も聞いた、おなじ温度の『じゃね』を これまた何十回目か、胸に響かせて ふりかえらない後ろ姿が遠ざかる 心はどうかなぁ 気まずさを甘酸っぱ…

ローテク

AM2時のメールに冷静に揺れる 横幅の距離 肌寒い明け方でさめる 小さく笑う ひとりで 安直なきみの笑顔が心底憎らしかったあの朝、

フレーバー

左耳のピアス 鈍いシルバァ 光った 上目づかい 触れた腕 伏せた睫毛 ふたりだけの暗号 約束とか誓いとかモヤモヤとかないなんて 嘘ばっか ねえ、ちゃんとゆって あたしの想いを掲げて引き止めてよ

イージー

電話がなかったからマイナス2点ね 低い温度と内部の熱が夏を煽る 火種 気まぐれ 優しさと立場の相乗効果 途切れたメール よりかかったらきっと倒れるのに ねえどうやってタイミングをはかっているの むき出しの独占欲に砂をかけた 沁みこんでいく空虚 誤解 …

ロンドン

ねがえりのシーツの音で目が覚めた 朝なんか来なくてよかったのに 『アーユーオーライ?』 訊いたのはどれのこと?ぜんぶ? どれだっていいって思って、頷いたよ 犠牲とかそんなんじゃなく、 白くまっさらな気持ちで だけど そんな下心テヘッ★って舌を出す小悪…

十二進法の、

泣かされて、泣かせた。 AM3時過ぎは やっぱりふたりだけの時間で 湿気とゆるいエアコンの空気がまとわりついて 嗚咽 ちゃんと言えるじゃん 否定せず/受け止めて/泣きながら/謝って/頷いて/伝える 何度目の、わたしたちの素直 そしてきっといままでいちばん…

ナナタ

息がつまりそうになった 君とじゃなきゃ渡らない横断歩道 青信号のチカチカ 止まったら見渡して想い出してしまうから 、走った 自転車 ローソン 円のベンチ たとえばそこに君がいたとして わたしたちが巡り合うわけもなく 視力が足りず、注意力が足りず、運…

風葬

生きていればいい 来週 君のなかのあたしに黙想して 静かに手を合わせて すこしだけ泣いて ひとりで祝うよ やわらかな想いと、正しさを抱えた諦めが すこしずつ微熱を冷やしてく 褪せて 削り取られて 骨になるかな 大丈夫 そうしたらこの手で消してあげる 編…

蜉蝣

さよならの準備ばかりしている だけど実体は見えない 届かない それで自己解決、完結させようとしている 、絶望の合図を見た …メイビー。 バイバイバイバイバイバイバイバイバイバイじゃあね。