男の子と女の子

冬色ガール
告白と充電と何度目
からだのひだりがわがぜんぶ心臓になった


笑っちゃいけないところでニヤってしちゃって
だってだってこの空気!ムード!
見渡せば海だし!まわりカップルしかいねえし!夜だし!
ごめんごめん言いながら
屋形船に集中しつつ ことばをかざして見つめた


大好き、って 知ってるよ
だけどだからこそ突き放されるかもって
失うみたいなシナリオだったから
なのに 見上げたら まだきみはいて
しかも今までよりあたたかい手で わたしの手をとって
想像以上のことばをくれた


困惑 甘さ 手のかかる子 なんだそれはわたしか
変化が核心を捉える ねえねえ ずるいよそんなの
もっとすきになっちゃうじゃんか