風葬

ラプンツェル
生きていればいい
来週 君のなかのあたしに黙想して
静かに手を合わせて すこしだけ泣いて
ひとりで祝うよ


やわらかな想いと、正しさを抱えた諦めが
すこしずつ微熱を冷やしてく
褪せて 削り取られて 骨になるかな
大丈夫 そうしたらこの手で消してあげる


編み上げて待っていた
垂らしてしがみついた
だけどもうだめだった


機会があったら、ちゃんとフッてね。