一人称HELPLESS

umbrella
パリパリの心を せめてあっためて
やらかくしてから眠りに就こうと淹れたミルクティー
ケータイ 点滅する赤いランプの疑惑
速攻で架けなおすあたりがなんともまあゲンキンというか


カサつく心にしみわたる、温度感マックス簡易tel
小さく叩くフラッシュバック 促す記憶 むりやり季節リンク
ことばの端っこで込めた想いに、君が気付くはずないけれど


冷静に見過ぎて、だけど裏返したら発泡してた
枕元 すっかり冷めた紅茶に、
ふわふわしゅわしゅわ 音を立てるわたしの心