土曜のこと

やっと、やっと、やーっと!おくりびと観てきた!
モーニング割引って平日だけなのねムービックス… かるくしょっくだった


納棺師って、はじめて見たとき(いまのとこ一回しかお世話になったことないけど)漠然とすごーく特殊な仕事だな大変だなって子供心に印象に残ってて、この映画は公開前から気になってた。でも重いしなーとか、映画って行くこと自体重い腰上げるのたいへんなわたしだし…お金たっかいし。
観た母から進められ、アカデミー賞効果でリバイバルしてたので、そしてたまたま早起きできたのでやっと行って観てきましたのひとりで。


うん、観てよかったよ。

死亡率100パーセント。わたしもご遺体になる。ご遺体を食べている。『いただきます』

でもあんなにきちんと送り出してくれる納棺師はごく稀だと思う。
死に化粧て丁寧にしてたっけ?ギャグみたいに頭に三角のやつつけられてたのは鮮明に覚えていて。でも映画ではそんなのなかったー。


焼き場は門。
わたし大事なひとが死んだら、また死後の世界とか来世で逢えるなんて全く思っていなくて。いっしょにいるひと時ってゆうのは、生きてるときだけ赦された邂逅だと思ってたのねずっと。
もう絶対逢えない。想い出とか事実は残るけど、またねとかは言えなくて、ありがとうさよならだけしか言えないと思ってたの。死ってね。
でもあの映画観て少しだけど変わった。またねって言っていいんだって。送り出して、わたしもいつか送られて、旅すんだなあって。
四十九日の旅で、また逢えるような気がしてきたんだ。そしたら泣いてもいいかなあ。頭撫でてくれるかなあ。


まあとにかくボロ泣きでした。
おっちゃんおばちゃんが多かったけど、みんな鼻すすってたー。わたしも!


そのあと待ち合わせてデート。でっかいイオンにいってきた。
今度は花粉で鼻水だらっだら。パブロン鼻炎カプセル飲んでしばらくして落ち着いたけど、たいへんだったーポケットティッシュ3個消費したー。


本屋でぶらぶらしてたら表紙に五十嵐がいてすんげえおどろいた。
てゆうか五十嵐ってわかんなかった最初。犬が吠えるってでっかく書いてあって、んっ?って目凝らした瞬間、今まで出したことのない声が出た。ツレちゃんもびっくり。わたしもっとびっくり。
リリース気長に待ってるよ!


さてさてまたいっしゅうかんがんばー