carry

春一番が吹いたら
さむい


春の空気 もっと狂うはずが
やけに冷静になって 魔の手も差し伸べてこない


わたしはいつだって細胞のひとつひとつで
あの信念を確かめてきたのに
道草しても 掻いても 辿っても
いまいちわからない 浮遊感
やっべどこ行くんだろう


こういう状況を予測していたっけ?
アニバーサリー ひとりでちょっとだけ浸って
それだけ
かわいく人差し指で示したりしたい
ちくしょう
今頃 まだ半殺し
あと3時間


わかんないわかんないわかんない